ガバガバストリートトリプル(ST675)ファーストインプレ(2000km時点)・乗り方講座
約1か月間、通勤(片道25km)と週末ブラブラ♂で大体2000kmを走ったからそのインプレをするゾ
■ST675ちゃんについて
おそらく09-10年モデル(初年度登録は2011年)
イプグレード名 | Street Triple |
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モデルチェンジ区分 | カラーチェンジ |
発売年 | 2010 |
発売月 | 3 |
仕向け・仕様 | 海外メーカーモデル |
全長 (軸間距離)(mm) | 2030(1410) |
全幅 (mm) | 736 |
全高 (mm) | 1250 |
乾燥重量(装備重量) (kg) | 167(189) |
原動機種類 | 4ストローク |
気筒数 | 3 |
シリンダ配列 | 並列(直列) |
冷却方式 | 水冷 |
排気量 (cc) | 675 |
4スト・カム駆動方式 | DOHC |
4スト・気筒あたりバルブ数 | 4 |
圧縮比(:1) | 12.65 |
最高出力(PS) | 108 |
最高出力回転数(rpm) | 11700 |
最大トルク(N・m) | 69 |
最大トルク回転数(rpm) | 9100 |
燃料タンク容量 (L) | 17.4 |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション |
エンジン始動方式 | セルフスターター式 |
クラッチ形式 | 湿式・多板 |
変速機形式 | リターン式・6段変速 |
動力伝達方式 | チェーン |
キャスター角 | 24.3 |
トレール量 (mm) | 95.3 |
ブレーキオイル適合規格 | DOT 4 |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク |
懸架方式(後) | スイングアーム式 |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ダブルディスク |
ブレーキ形式(後) | 油圧式ディスク |
タイヤ(前) | 120/70ZR17 |
タイヤ(前)構造名 | ラジアル |
タイヤ(前)タイプ | チューブレス |
タイヤ(後) | 180/55ZR17 |
タイヤ(後)構造名 | ラジアル |
タイヤ(後)タイプ | チューブレス |
めんどくさいのでコピペだがパワーウェイトレシオと圧縮比を見ると
ほげえええええ
となるスペック。
さすが元祖最強のシティコミューターストリートファイターと言われるだけはある。
街中を走らせるとホント速いが公道イキリ族に見られそうで怖い(女の子特有のビビリ)
キャスター角・トレール量を見るとほぼSSの仕様(Daytona675のストリート仕様)であるのがよくわかる
あとは個人的な大事なジオメトリとしては軸間距離とハンドル切れ角だが、
軸間距離:1410mm
切れ角:28度(不明:最小回転半径3.4m以上であることは確認)
とほんとにSS仕様である。
ちなみに切れ角についてわかりやすく250ccと比較してみると、
ST250:40度(最小回転半径2.4m)
NINJA250(19年式):35度(最小回転半径2.4m)
いかに小回りが利かないかよく分かるだろう…
■パワーについて
こいつを見てくれ
ヤード・ポンド法は死すべし(工学系脳)
変換めんどくさいんじゃあぁ
このグラフだけでカンのいいニキ達ならどんな感じかわかるだろう(投げやり)
真面目に考察をすると、2500回転(ワシのST675ちゃんの場合ツキがよすぎてほぼアクセルを開けた瞬間)の時点で最大トルクの8割弱が出ているフラットな出力なエンジン。アクセルを開けた瞬間からケツキックされたようにしっかりとリアタイヤが地面を蹴るのがよくわかる。
回すとそのトルクがちょっとずつ増えていきながらスムーズに馬力が伸びてくる(あがってくる?)のを感じられる。
比較をするとMT-09は別格だがじゃじゃ馬と言われるだけのパワーがあるのはよくわかるだろう。MT-07は270度パラツインのエンジン特性もあるが、アクセル開け始めての極低回転は低トルクだがググッと立ち上がり3000超えて気持ちいいパワーが発生してとても街乗りや大型初心者には気持ちいのではないだろうか。
また教習でしかNC700は乗っていないがの4000回転以下でのパワー感とトルク感は快適でちょうどいいパワー。
※低い回転数でもしっかりとトルクが出ているのが個人的には重要と思っている。
教習車のNCのエンジンに感心して270度パラツイン車両も候補として大いに有りやな…と思ったのだ。これもあり実はMT-07のレンタルもしたのだ。
(ここらへんは今度試乗やレンタルのインプレを色々まとめるので待っててクレメンス。)
ストリートトリプル(グラフのはRだが)はまさにちょうどいい感じで自分の欲しい必要十分なパワーのエンジンである。
実際にはNCと比較すると車重の軽さによってグラフ以上のパワー感を感じる。
その反面アクセルとほんのちょっと開けただけで『ブンッ』と吹っ飛びそうなトルクが出るため、ヌボーっと街中を運転してると見えてないギャップに乗ってアクセルが瞬間的に開いて正直死ぬほど焦る。
こうならない為にも、アクセルをあてる(アクセル開度0~0.7%)⇒アクセルを開ける(開度1%弱~)の練習が必要だ。
アクセルをあてる瞬間を一拍だけ長くとることでかなり自由にアクセルコントロールができるようになるゾ。
※アクセルはON・OFFをする機構ではないゾ。アクセルは無段階コントローラーである。人によっては3段階の人もいるし10段階で表現する人もいるけど、できる限り段階を超えて%で表現できるようになろう。
■ハンドリングや足回り
ラジアルタイヤってすげぇ情報量なんだなと感じました(コナミ感)
ST250ちゃんはバイアス(大体ツーリングタイヤ)なんでボーっと乗っていても疲れないが、ST675の足回りから伝わる情報量が多すぎて正直意識して乗るとちょっと疲れる。
タイヤも180の割にはかなり軽く自由に動かせつつも程よいスタビリティを両立していると思う。
個人的にはミドルクラスには180は不要派だったがここまで180でも自由に乗れるハンドリングだと お?ええんやない? となる。
むしろまだワシが慣れていなくて使いこなせてない。
フロントはKYBの41Φ倒立もオイルは標準粘度で乗り出し整備してもらったが若干粘度をもう1段階くらい上げたいとは感じるがほぼ不満がない。
リアは若干スプリングも減衰も弱く感じる。(プリをそこそこ掛けていても若干腰砕け感がある)とりあえず暖かくなるまでは様子見で。
■取りまわしと重さ
おっも(戦犯:センターアップマフラー)
軽いんだけどマフラーのせいで重い&切れ角のなさから取り回しが非っ常につらい。
(ST250ちゃんの150kg弱からの増車もあるのであまりあてにしないで欲しい)
足つきは写真は後日乗せるがワシ(172・63・82)でほぼジャストでカカトまで着く。
他のミドルクラス車両だと足つきがもっと良く、マスがコンパクトだったためかもっと楽だった。(最新の18年式ST765だと楽チン♂だった。)
これはちょっと誤算だったが、そのかわり運動性能が抜群に高いからこそトレードオフだと思う。
ステップはちょうどいい後ろ目で全く疲れない。 立ち乗りするのはちょっとしんどいけど十分なステップ位置。
■燃費
ヌッ!(極悪)
高速だろがした道だろうがほぼ変わりなく
普通に乗って18km/l程度
ちょっと回すと15km/lを切る(瀕死)
ちなみに直近で13.8km/l
お財布壊れちゃ^~う
気が付いたらドンドン追記していくゾ。