st250 の事故後修理記録~その1ーフロントフォークOHというか修理編ー
花粉症で死にそうです
仕事はコンペ逃して死にそうです(笑えない
2月の丸一月分がすべて無駄になりました…仕事は暇です…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※注意書き
書き溜めていた下書きの放出が続きますYO!たぶん・・・きっと・・・めいびー・・・(飽きなければ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第一弾として事故った後のST250のフロントフォークの修理記録(今更ながら)
肩と鎖骨折れてても5時間くらいでバラし~組み付けまで一人で出来ますので皆もLet's Try!!!
(ハンドル・ブレーキはまた後日に修理しました)
①まずはクランクケース下からジャッキアップでフロント浮かせます
※ジャッキアップポイント
これだけ作業ができるのが単コロの良いところだ
②新品の中華フロントフォークインナーチューブを用意します
※純正-30mmのインナーチューブ(2本で約6千円)
③フロントアスクルを抜き取る為にアクスル固定ボルトを外す(フォークOH作業の場合は外す必要有り。ホイール外す程度なら緩めるだけでOK)
④大分ぶっとい♂六角レンチかアスクルにハマる径の高ナットを用意
(ぶっとい六角はクソ高工具君なのでワシは高ナット)
ハメて⚤マワして
抜くッ!!!
⑤ブレーキキャリパーも外す
⑥ホイールが取れます
※スピードメーターギヤ
ちょうどいい機会なので古いグリスを洗い流して新しいグリスを入れる
※ブレーキパット君(プロμのECOスポーツパッド)
ECOスポは減らないけど止まらないパッドでした・・・(純正同等程度)
※ダメージを食らった純正ブレーキホース君
⑦フォークを落とす前にフォークトップボルトを緩める
これを忘れると後で外すのが大変だゾ
※ここも高ナット君の出番
⑧フォークトップブリッジとアンダーブリッジを緩める
※トップブリッジ
※アンダーブリッジ
⑨フォークを落とす
めっちゃ曲がってんなおめぇ・・・
沈黙のST
⑩フォークオイル抜きヌキしましょうね~
※左曲がりの竿♂
⑪ここは要注意!
アウターのアンダーボルトはインナーのシリンダー・オイルロックピースを止めてます。
このボルトがなめるとバ…イグッ!屋でも取り外すのが一苦労のようです。
※大体新車時点でかなりオーバートルク+ねじロック材でカチカチ♂に止められている模様。いい子のみんなはちゃんとした整備のできるバイグ屋に頼もう(手の悪いショップだとまたオーバートルクでやられるからmjd注意)
※こんな工具でやってるとすぐ舐めるゾ(経験者並感
⑫シールクリップを外す
⑬上にコンコンと強めに引き抜くとインナーが抜ける
※インナーが曲がりすぎてスプリングが取り外せなかったのでサンダーで切開して救出
⑭内部で再使用するパーツは全てキレイキレイしましょ
(OH時は全て交換。今回はOH後5000Km程度で痛みがほぼ無いため再使用)
ここからは組み立て編
⑮オイルロックピースをアウターにinして下さい?
⑯リバウンドスプリングとシリンダーをインナーチューブに挿入♂
※オイルロックピースはシリンダーの底面にアウター内でinされている感じ(外なのか内なのかinなのか)
⑰アウターにinします
⑱スライドメタルをアウターに打ち込み
※良い子のみんなはコンドームを被せて入れよう…ね?
私はヌルヌルでinさせる生派です。
※ここにメタルがはいりますはいります
ここで太い♂竿の登場
これでスライドメタルを奥まで
突っ込む
⑳忘れずにオイルシーワッシャーもいれる
㉑オイルシール君の登場
※メタル同様に治具(塩ビパイプ)で打ち込む
㉒サーッ!クリップ君でオイルシールを止める
※溝にサークリップがハマらない時はメタルやシールの打ち込みが甘い証拠なので打ち込みなおそう
㉓ダストシール君
㉔インナースプリング
㉕インナーカラー
※全容はこんな感じ
㉖アンダーボルトをしっかり止めて
㉗オイルの注入
ST250の純正フォークオイルはSHOWA製SS8(40℃粘度は36.8)
ちょっと考えるところ(インナーが30mm短くなる+プリ掛け+油面の調整)も有り今回はカワサキG10(粘度33.9)と若干柔らかめにし、油面をかなり上げてみた。
ここらへんはセッティングの好みと走りのスタイルで自分なりのセッティングをしよう
(H31年3月にオイル粘度を再変更 G10⇒G15(粘度49.5)へと固く♂した)
フォークを縮めたり伸ばしたりを繰り返してエア抜きを丁寧して
油面調整
後は元通りフォークを取り付ければ完成!
※おまけ
アンダーボルトを締め忘れて殺害現場と化しました